寿司魂
『江戸前の旬』の番外編となる『寿司魂』の第5巻。第4巻で、父であり、師匠であった父の死を乗り切り、再び銀座・柳寿司のツケ場に立った鱒之介。この第5巻は、その翌年の昭和四十二年となり、鱒之介は二十三才である。男として、いい感じの年でもある。この年も、鱒之介にとって激動の年になるようで、鱒之介に運命の人が現れる。
『江戸前の旬』をずっと読んでいる読者ならば、分かると思うが、これは『寿司魂』のキーポイントとなる人物。知っている人は「やっと現れたか!」と思うことだろう。もし知らなくても、その人物との駆け引きにどきどきしながら読むことが出来るのでご安心を! いやー、若いって素敵ですね!

(山野モグラ)

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