前巻、ハイブリッドとの死闘の末、ジェロムとともに濁流に消えたウィード。果たして彼らは無事なのか、そして、巨大ダムに吸い込まれたハイブリッドは!?
今巻の主役は、ウィードの生存を信じて疑わないサスケである。親友GBを失った今、もう一匹の親友まで失う訳にはいかぬと、珍しく(?)活躍を見せる。また、小雪とリディアという、夫の帰りを待つ女達も主役と言えるであろう。彼女達は愛する者と再会できるのか、そして奥羽軍の未来は…?
感動のフィナーレが、次回作『銀牙伝説WEEDオリオン』への期待を高める、最終巻である。
(いたみいちたみ)