本書では、「正し書き順と形」、「バランスがよくクセのない美しい字」をイラストをふんだんに用いて楽しく解説します。
「1・みておぼえる」「2・ゆびでふれる」「3・じゆうにかく」の3ステップで、どんな子でも見違えるようなきれいな字になります!
特に正しく美しい「ひらがな」を覚えるのに最適な時期は小学校に上がる前から低学年。
その時期の子どもに、自ら積極的に「ひらがな」の練習に取り組ませるには、楽しいしかけが必要です。
「子どもはなぞり書きが苦手であきる」「決まった線を上からなぞると覚えない、へたになった」という声から、最近は「(薄墨などの手本を)なぞらない」練習方法が人気となっています。
本書も、字を書くときの「正しい形」を「書き順」にそって、イラストをふんだんに用いて楽しく解説します。知らないうちに、子どもに正しい線と、書き順をイメージで覚えさせるのです。
それで、一生もののきれいな字がかけるようになることを目指します!
山下静雨:第1回ペン字検定で最高位をトップ合格、文部大臣賞を受賞。ペン習字研修センターを主催し、通信指導で指導と育成にあたる。また、ペン字書物の執筆、企業研修や講演会、テレビ、雑誌など多方面で活躍。著書も多数。
武田静風:平成16年にペン習字センターに入会し、山下静雨先生に師事。平成20年、同師範。26年度文部科学省後援の硬筆書写技能検定試験の最高位1級合格、優良賞受賞。