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3.エコカーとコンパニオンにもうメロメロ!!

「第33回 東京モーターショー1999 乗用車・二輪車」には世界15カ国から自動車メーカー、部品メーカーなど287社、6政府、1団体が参加しているそうだ。迷子になりそうな広い会場で、たくさんのブースに目移りするが、今回のこだわり調査隊のテーマはエコ&ハイブリッド、そしてブースを飾る華麗なコンパニオンなので、そのへんが充実してるとこを取材した。

 スズキはユーザーのニーズに合わせてガソリン、ハイブリッド、電気を選択可能な「Pu3-Commuter」。2シータ−で39km/lとは原付きもびっくりの燃費だ。コンパニオンのイメージは森の小人さんだろうか、かわゆい。

 スバルの「ELTEN COSTOM」はガソリンエンジンにモーターが2個というハイブリッドカー。658ccで33.1 km/l。コンパニオンのコスチュームのことをWEBMASTERが質問したら、よっぽど彼の人相が怪しかったのか警戒されちゃって、大変だった。「お答えは、スタッフで相談してからお答えします」とまあ、大袈裟というか人を信じないというか。近頃、変なやつがもぐりこんで来るからだと言うけど、「コスチュームは何をイメージしているの」くらい、すぐに答えろって感じ、僕達かなり気分を壊したな。で、もったい付けた答えは、「照明に映える白を基調としコンセプトはスポーティー&エレガンスで8パターン」あるそうな。

 日産は5種類あったが、「サイパクト」は4シータ−ながら3リッターカー(100kmを3リッターのガソリンでで走るということからこのネーミングが付いた。もちろん、タンクにガソリンはもっと入る)というのがすごい。デザイン的にも流線形がカッコイイ。エコカーというと、なんだか、無農薬やゴミ問題のことばっかり考えて自分もノーメイクにひっつめ髪の色気のない女みたいでなんだか味気ないイメージ。でも、今の世の中はどんなに実用的でもカッコ悪ければダメだから、そのへんはちゃんと押さえているみたい。コスチュームイメージは人と車が共存できるような、だって、分かる?

 ホンダのFCXは燃料電池を搭載したコンセプトカー。だが、話題は発売されるハイブリッドカーの「インサイト」だろう。燃費35 km/lで価格210万円は買いかもしれない。
 また、エコカーではないが、究極の遊び車って感じなのが「不夜城」。なんだか、歌舞伎町やら暴走族の改造車を思わせる珍妙なデザインだが、ラウンジカーっていう代物なのか。色も紫でホンダらしくない? 趣味の悪い車と言っていいんじゃないでしょうか。コンパニオンのコスチュームは未来的なイメージで夢・発見・ドラマを表現しているそうだ。

 いすゞは特にエコカーの出品はなかったが、石原都知事が東京からの締め出そうとしているディーゼル車のクリーン化を推進。平成6年の排ガス規制よりも更に59%抑えることに成功したそうである。忘れちゃいけないコスチュームはグリーン。この色はいすゞのショールーム「スクエアジャパン」のイメージカラーなんだそうだ。

 ダイハツは「EZ-U」に「MIcrs-3l」などがエコカーでいずれもコンセプトカーだ。「EZ-U」なんかもそうだが、ドアが観音開き(って言いますよね。仏壇もそう。ようするにパアッと左右に大きく開くこと)するタイプが各社に見られた。開放的なイメージなんでしょうが、強度的に大丈夫かなとも素人ながら思った。コスチュームは「ダイハツカラーである朱色を使ってみました」ということだ。

 トヨタはフルモデチェンジをまだしていない「エスティマ」がついに2000年1月、2代目登場となる。それがHV-M4でハイブリッドカーになる。で、気になるコンパニオンの衣裳だが、白ベレーに黄色の上着、その下には白のワンピースとおとなしい。ちょっとこれじゃ不真面目、いや真面目すぎる。関係者出て来い! と言いたかったが、レースカーのコーナーのコンパニオンは、いや、すいませんコンパニオン様は露出度が高かったので許してあげましょう。

 三菱は「SUW advance」が独自の「GDI-HEV」ハイブリッドユニットを搭載したハイブリッドカーだ。燃費は31.5 km/l。

 マツダは「デミオFCEV」。フォード、ダイムラークライスラー、バラードの3社共同のプロジェクトにマツダはフォードと提携している関係で参加。この3社+マツダが開発した燃料電池を搭載している。

▲ ひとくち解説「燃料電池とは」

  主に水素と酸素から電気を生み出す装置。理論上ほとんど排出ガスはなしで無公害ということになる。
 というわけで日本企業のエコ&ハイブリッドカーを紹介してきたが、外国企業はクライスラーやシボレーをのぞくとエコカーの出品は少なかった。まあ、開発はしているが、今回は見送ったというところや、車重を軽くしていることが既にエコロジーだと説明するところもあった。やっぱり低燃費車に関していうと日本の独占状態であるようだ。



「EV(電気自動車)のシェアリングカー(共有自動車)システム」
 つまり、無公害の電気自動車を地域で共有すれば、省エネルギーで渋滞緩和にもなるステム。現在、東京の多摩ニュータウンでその実験が行われている。
 場所は東京都稲城市向陽台、マンションや公団住宅が多くある地域だ。利用したい人はEV管理センターに電話し、車が開いているかを尋ね、何時から何時まで使いたいかを伝える。ちょうど、レンタカーを使う感覚と一緒。開いていれば、その人に一番近いEV駐車場を教えてもらえる。 


 この周辺には5箇所の駐車場があるのだそうだ。そこへ行くと、ダイハツのアトレーが停まっている。充電器もちゃんと備えられている。で、利用者はあらかじめ登録していたカードでドアロックをはずし、乗り込むわけだ。料金も使った分だけ、後日請求されるというようになるらしい。
 欠点は1回の充電で40kmしか走れないこと。でも、電気切れになる前にカーナビから支持が出て、近くの充電器を設置した駐車場へ案内してうれるそうだ。
 この試みはいまのところ主婦87人のモニターで行われていて、未来の車社会のありかたを示しているのではないだろうか。また、これから大阪や神奈川でもこのモニターを始めるそうだ。



 

「第33回 東京モーターショー1999 乗用車・二輪車」
会場:千葉県幕張の「幕張メッセ」
一般公開は11月3日まで。
開催時間は平日午前10時〜午後7時、土日・祝日は午前9時半〜午後7時まで。
最寄り駅は京葉線「海浜幕張」駅。
入場料 一般(高校生以上)1200円、小中学生600円
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