「太皷」の定義は何だろう?
ところで、「太皷」の定義は何だろう? 越智さんにうかがうと「皮が張ってあるものをいいまして、膜鳴楽器ともいいます。でも、ここにはそれ以外の例えば水を張って音を出すものとか、体鳴楽器といって楽器全体が音を出すものも展示してあります」とのこと。
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 |  | その、水を使って音を出す太皷が写真左のパプア・ニューギニアのウォータードラム。これは川面に落としたり、浮かべたりして音を出すそうで、相当な体力が必要になりそうだ。右はおなじみスティール・ドラム。 |
| 太皷にはまた神と人間との伝達手段にも使われる。つまり、単なる楽器というより、神聖な、または呪術的な祭礼具でもある。だから、表面に色々な細工を施したものやまるでトーテムポールのような太皷などが作られているのだ。 |  |  |
 |  | 祭礼といえば、銅鼓は雨乞いに利用された太鼓である。英語名フロッグ・ドラム。その名の通り、表面に4匹のカエルが乗っている。 |
| 動物をかたどった太皷もある。アフリカでは圧倒的にワニが多い。パプア・ニューギニアのトゥムトゥなんてのは形も美しくカラーリングもきれいで、装飾品としても1級ではないだろうか。お尻?に張られた皮を叩くと「ンドゥンドゥ、ンドゥンドゥ…」といった頭にンが付く独特のアフリカンな響きが瞬く間にジャングルへと誘ってくれる。 |  |  |
 |  | アフリカで言葉の伝達に使われてきたという「しゃべるドラム」=トーキング・ドラムが面白い。裏皮に棒が取り付けてあり、そこを水で濡れた布でこするとまるで、しゃべっているような音に聞こえる。「ブゥワイゴガンブゥワァ、ヴォモシゥロゴオィ」(太皷館は面白い)みたいに聞こえるんだが、分かりました? |
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