第3回「日本玩具資料館」台東区橋場鉄砲おもちゃは男の命!?不動のキャラはアトムだった

不動のキャラはアトムだった
僕らの世代は鉄人とアトムが不動の二大キャラクターだ。今度はアトムを紹介しよう。ウランちゃんがスポーツカーに乗っている。頭が異様にでかくて怖い。同じようにアトムもオープンカーを運転している。こちらは、サイズはノーマルだが、しかし、何も空を飛べるアトムが車を運転しなくてもいいだろうに。あ、今、思い出した、アトムじゃなくて、鉄人のおもちゃもう一つ持っていた。「空飛ぶ鉄人」だ。

といっても、ほんとに空飛ぶわけではなく、鉄人の背中に滑車はつけてあって、それを部屋に張った紐にかけ、リモコンで動かすというもの。はじッコに来ると、180度回転して逆方向に走り出すという、当時としては優れたおもちゃだったと思う。これは、どこへ行ってしまったやら。これでも随分遊んだっけ。資料館には、この同じ仕様のアトムが展示してあった。

いやあ、こうしておもちゃを見てくると、思い出が次から次へと湧いて来て、際限がない。一つのおもちゃで昔にフッと帰れるなんて、ほんとイイっすねえ。資料館中央には240万円をかけた鉄道模型のジオラマがあって、自分で動かすことができる。このジオラマは茂塚さんたちがヨーロッパの風景写真を元に作り上げた労作。資料館を訪れたら、懲りまくって作られた細かい部分を見て来て欲しい。
ところで、主任の茂塚さんに「子供の頃の懐かしいおもちゃは何ですか」と尋ねたところ、「物がない時代だったから、肥後の守(ナイフ)で木を削って何でも作ってましたねえ。ああ、嫌だなあ歳が分かって」と大笑い。

そんな茂塚さん世代の木製のおもちゃもちゃんと展示してある。ゴムを飛ばす鉄砲、竹とんぼ、素朴だけど、ぬくもりのあるおもちゃ。木、ブリキ、セルロイド、プラスチック、ソフビ…と素材だけでもすごい変遷があり、たかがおもちゃとはいえ、とても奥が深い世界で、語っても語り切れない。ぜひ、続編をやりたい。

今度、浅草近辺に行かれることがあったら、ぜひ「日本玩具資料館」を尋ねて見てほしい。きっと、あなたのあの思い出のおもちゃが見つかるはず。ひととき、タイムマシンで子供時代に帰ってくればいい。安らぎ、癒され、また明日からの仕事に精が出るはずだ。

「日本玩具資料館」
〒111-0023
東京都台東区橋場12-36-10 ツクダグループビル8F
電話03-3874-5133
開館時間 午前9:30〜午後5:00
定休日 月、火 第3水曜日(ただし祝日の場合開館)

アクセス
営団銀座線・東武伊勢崎線・都営浅草線「浅草駅」より都営バス
「浅草松屋前」より「石浜通り経由南千住行(乙)」→「清川1丁目」下車徒歩5分
「浅草松屋前」より「南千住行(甲)」→「清川2丁目」下車徒歩10分
JR常磐線・営団日比谷線「南千住」より都営バス
「南千住駅前」より「橋場通り経由浅草松屋前行(乙)」・「橋場通り経由秋葉原駅前行(乙)」→「橋場1丁目」下車徒歩1分

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