2000年1月17日更新

毎回大人気の声優さんが続々登場、生の声をきかせてくれるコーナー『声優温泉』。Volume14は、声優はもちろん、ミュージカルからシリアス演劇まで、何でもこなしちゃう櫻井智ちゃんにインタビュー! さあ、彼女の魅力にたっぷり浸かってもらいましょう!!
Volume14/後編)
声優さんの魅力が満載とちまたで評判の(!?)のインタビューコーナー『声優温泉』。Volume14は、『スーパードールリカちゃん』ドールリカ役や『るろうに剣心』巻町操役などで活躍する永遠のアイドル、櫻井智ちゃんにインタビュー!
爆笑の連続だった前回に引き続き、果たして今回、智ちゃんのどんな面が見られますか!?まずは、趣味のお話から…。

―機械に弱いってきいたんですけど、ゲームとかもダメですか?

飽きっぽいのもあるので、私が唯一出来るゲームは、“スーパーマリオ”。

―…かなり、昔じゃないです?

そうなんです。それが最初で最後です(笑)。

―(笑)。それじゃあ、家の中で何かをするっていうより、外にでるタイプなんですか?

それがねぇ、私、“無趣味”人間なんです。だから、「何をしているときが、一番楽しいですか?」ってきかれたら、「………」(笑)。

―(笑)。それは、聞き手として、つらいなぁ(笑)。でも、プロフィールにジョギングってありましたけど?

いちおうジョギングは、飽きっぽい私ですけど(笑)、ほとんど毎日。10年以上続いてますよ。

―素晴らしい!!

唯一の自慢ですよ。

―朝走ってるんですか?

朝だったり、昼だったり、夜だったり…(笑)。仕事の都合なんですけど。

―でも、すごいですよ。

走ってるときは、いつも、自分と闘ってます「何で私、走ってるんだろう?」って(笑)。

―でも、走らない人は、その気持ち分からないんですよ。

ジョギングマシーンで走ってるんですけど。

―えっ! 外じゃないんですか?てっきり外かと…。

以前は外を走ってたんですけどね。夏の夕方とかに外を走ると、もあってして、すっごくいい汗がかけるんですけどね。。

―汗が気持ちいいんですか?

苦しいんですけどね。第一の目的はボディコントロール。よく食べるんですよ(笑)。とりあえず、走って落としとこうかなって。その分食べるものは絶対我慢しません(笑)。

―どれくらい食べるんですか?

三食間食付き(笑)。要は4食。

―グルメなんですね。

いいえ、質より量です(笑)。

―そんな風には見えませんよ!! すごいボディコントロールですね。ジョギングだけで?

ええ。普通、ジムとかにいったら、いろんな事しますよね。いっぱいやりたくないんです。出来るだけ短時間で、自己満足できる燃焼の仕方で。6〜7キロ走りますね。

―普段はぼーっとしているという事なんですけ?

ただ、ぼーっとしているわけじゃないんです。頭の中では色々考えているんです。

―色々考えてるけど、まわりから見たらぼーっとしてるように見える?

そう。それと、「怒ってるの?」っていわれちゃうんですよ(笑)。

―ああ、無口になってぼーっと一点を見つめてたりするから。

でもね。私、黙ってたり、普通にしてたら、こわいみたいですよ。小学生の時から、黙ってるとよく、「怒ってる?」って言われてたんですよ。「そんなコワイ?」っていう会話をよくしてたような記憶があるんですよ。「あなた、黙ってると怖い」って(笑)。

―(笑)黙ってると思い詰めてるような顔をするから怖いんじゃないんですか?

あっ!! それあるかもしれない!

―だから怖いんじゃないんですかね。

そーだ。私、思い詰めてるんだ(笑)。そーなんです!!(笑)。

―そうなんでしょ、やっぱり(笑)。

そーなんだ。思い詰めてるんだ。ちょっと正解(笑)。

―で、何を考えてるんですか?

私、すっごい、くだらない心配するんですよ。例えば私、4人姉妹で、姉たちは既に結婚してて、甥と姪が8人いるんですよ。

―8人も!?

そう、8人。それで、今の世の中、街を歩くのもこわいじゃないですか。私たちの時代は、草むらで子ども同士で遊んでましたけど、今はそんな場所もないでしょ。

―そうですよね。

だからね。ちびっ子のこととかがすごく心配なの。毎日、学校から、ちゃんと帰ってくるかな、とか(笑)。学校でいじめられてないかな、とか(笑)。

―(笑)。

それとね、両親の白髪の事とか。悲しくなりますよ。

―肉親のことから、いろいろとねぇ。

これは、毎日考えますよ。今日も家の父親の頭を見てね、何か、明らかに半年前の父親の髪の色と違うって分かるくらい目に見えて速いんです。明らかに違うんです。

―ご家族と一緒に住んでるんですよね?

はい。一緒に住んでいるのに速い。それが分かる。あのね。私が記憶する両親の年齢って言うのは33歳なんです。小さい頃、「お母さん何歳?」ってきかれて、「33歳」って答えたら、「お母さん、若いねー」って言われたのが、すごく鮮明に覚えているんです。それで、一番上の姉が、もう、その歳になってるんですよ。時間が経つのって、はやいですよねぇ〜。

―そうですよ。

そう思うとね。何か寂しくなっちゃうんですよ。

―でも、それはねぇ、しょうがないことなんですよ。

(笑)。人生相談みたい!(爆笑)。

―(笑)。だけど、そうやって、自分も歳をとっていくんですよねぇ。

それも、こわ〜い。だって、あと10歳たしたら38歳ですよ! 10年なんて、あっと言う間ですよね。後半になれば、なるほど速いでしょ。

―そうですよねぇ。今までもあっと言うまでしたし…。

気がついたら死んでるんじゃ…。

―それはないです!!(笑)。最後に2000年への抱負ってありますか?

これと言ってないんですけど、ただマイペースで楽しく仕事をしていきたいなって。

―いいですね〜。

気張ることなく、楽しくね。

―でも…。

あっと言う間に38歳ですよ。

―(爆笑)。



櫻井智ちゃんって、一見、チャキチャキなのかなあって思わせといて、その実、のんびりとした人なんだなぁ、というのが今回のインタビューを終えての実感です。智ちゃん曰く「四姉妹なんて『若草物語』みたいでしょ?」。が、『細雪』と思ってしまった私はやっぱり日本人…(歳はそんなにかわらないのよ〜っ)。家族思いの四姉妹の末っ娘の智ちゃん。その雰囲気、ずっと大切に持っていてね!!

取材・文/なかむらめぐみ
撮影/天野憲仁

櫻井 智●さくらい・とも

1971年9月10日生まれ、千葉県出身。
朝倉薫演劇団所属。15歳の時アイドルグループ『レモンエンジェル』で芸能界デビュー。解散後はソロで、ミュージカル『アルプスの少女』や『姫ちゃんのリボン』等、舞台やコンサートなどステージ活動を続ける。94年『赤ずきんチャチャ』マリン役で声優デビュー。以降『スーパードールリカちゃん』ドールリカ役や『るろうに剣心』巻町操役など数々の番組で声優として活躍する。12月25日、26日劇団のクリスマスイベント『クリスマスファンタジーライブ』に出演。2月劇団公演あり。
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