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| ここんとこ、ちまたで大ブレイクの声優さん。アニメ好きの皆さんにとってはアイドル的存在、そうでない人にとっても、何でこんなに人気バクハツなのか気になるところ。 |
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(Volume03/前編)
声優さんの魅力にたっぷり浸かってもらいましょう!! というコンセプトではじまった『声優温泉』。第3回は、一大ムーブメントを巻き起こした『新世紀エヴァンゲリオン』の惣流・アスカ・ラングレー役や、『ごぞんじ月光仮面くん』(テレビ東京)で主役ナオトを演じて大人気の、宮村優子さん(愛称みやむー)にインタビュー! |  |  |
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 | ―はじめに、おきまりなんですけど、インターネットとかやってます?
以前、マックを買ったんですよ。だけど、使い方がわからなくて、前の事務所において来ちゃいました。
マニュアルを読めなかったんです。それで、CDを聞いてるだけだったんですよ。だけど、CDを聞くだけにしては、高いし、大きいし…。メールはポケボでやってるんですけど、それ以外は、今は、まったく(笑)。
―メールは、いつ頃からやってるんですか?
やろうと思ったのは、1年くらい前。だけど、アドレスを作るために必要なカードがなかったので、まず、カードを作るところから。私、運転免許も持ってないんです。
―え! 「運転免許も」ってことはなんにも?
ダメなんです。カードとか、便利なモノが(笑)。それで、カードを作るときに、JACの所属だけど、社員じゃないので、その時は、社員にしてもらって(笑)それでやっと、カードを作れたんです。
―メールをはじめた“ポケボ”との出会いは?
話すことがあれば、電話でいいっ!って以前は思ってたんですよ。だけど、電話だと、夜遅いと、掛けられないでしょ。それに比べて、メールは、相手が寝てるだろうなっておもってても、いつでも送ることが出来るし。その時に友達が、“ポケボ”がおもしろい。っておしえてくれたんですよ。
今は、1日に一回、必ずチェックしてます。みんなはノートパソコン買え買えっていうんですよ。モモちゃんもできるし(笑)。でも、飽きると思って、続いたら買おうって思ってたんですが、はまって、はまって(笑)。でも、“ポケボ”で充分って思ってるんです。
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―小さいので充分ですよね。それで、何を使ってるんですか?
最初のモデルかな? それも、高いときに買ったんですよ。それには、最初、サンダーバニーを張ってあったんですけど今年の夏にライブをやった時に、自分のグッズを作ってもらったんですよ。私が描いた「サル」のシール。今はそのシールです。
―(噂のサルシールを見せてもらいました。)すごく、うまいですね! イラスト得意?
そうでもないですけど(照笑)。
―「サル」だからかな。特技が「サル」って聞いたんだけど?
「サル」がすごく好きなんです。物心ついたときから、なぜだかわからないんですけど…。見ると、腰が砕けちゃうくらい(笑)、好きなんです。だから、動物園とか、大好きですね。
―(笑)。でも、このイラストうまいよね。サルの顔には年期が入ってるからかな。
そんなことないです。私、高校くらいから、すっごく電話が好きで…。友達と6時間ぐらい長電話してるときとか、途中で、嫌な気持ちになって気持ちが泣いてるときがあったんですよ。でも、相手に合わせて、楽しい事とか言ってるじゃないですか。私、電話しながら落書きをするんですけど、その落書きの、自分の顔が、泣いてたりするんですよ。それで、電話を切ってから、それを見ると、泣いてる顔がいっぱい。それで、「あっ今、嫌な気持ちだったんだ!」 とか気付くんですよ。そして、そのうちに、自分の顔が、「サル」に…。
そして、この「サル」が泣いてたり、よろこんで、はねまわってたり、だから、「サル」の最初は落書きからはじまったんです。
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―自分の顔の落書きから、この「サル」のシールが生まれたんだ。ってことは、この「サル」は分身?
そうですね(笑)。
―話は変わるけど、今度、舞台『HIJIKATA』に出演されますよね。声優の他に歌とか、いろいろやってらっしゃいますけど、それぞれ、やっぱり演じ方とか変わります?
今、舞台のお稽古は半分くらい終わったんですけど、役を演じるって言うことは、声優も、お芝も、歌も、同じだって、私は、思うんですね。だから、違いはないですねぇ〜。
どれをやってても、楽しいし、だけど、今、声の調子があまり良くないんで…。
確かにどの仕事もおもしろいし、このままずっと役者やっていていきたいし。 だから、この役を演じていいですよっていってもらえれば、うれしいんだけど…、特に、「みやむー」っていうキャラクターが求められているのが…。
―「声優」としてだけの「みやむー」でいたくない?
うーん。写真とか、アイドルポーズじゃないですか。わかってやってるんだけど。仕事も楽しいんですけど…。喉も痛いし…。休みもなかったんで…。…休養したい…。って爆弾発言ですね(笑)。
―すごい爆弾ですよ!!(笑)。でも、アイドルって立場に対して、変わっていきたいとか?
私、スタンス全然変わってないんですよ。こうゆう、性格だし(笑)。みんなで楽しいことをするのがすごく好きなんです。でも、声優雑誌はアイドル中心だし。
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―ってことはもともと、声優をめざしてこの世界にはいったわけではない?
元々は、演劇少女だったんです。っていうか、中学時代、テニス部だったんですけど、3年になると受験で部活がおわるじゃないですか。その時、図書室で、「戯曲集」を見つけたんです。小説とかは主人公の感情が書いてあるじゃないですか。でも、「戯曲集」はセリフだけ。どんな楽しいセリフでも心が泣いているのが、文字には書いてないけど、そこには書いてある、それはその人、その人の読解力で十人十色で、答が一個じゃないし、ってとこに惹かれたんです。
―「戯曲集」がきっかけで演劇をはじめたって言うのははじめてきいたな。
そうですか? それより、最近思ってたんですけど、「なんで私は、演劇とかやるんだろうなぁ」って。だって、別の人の人生を疑似体験したり、ホントは、辛いこととか、しなくていいことを、わざわざ演じて、辛い気分になったりとか、「なんでこんな自虐なんだろ?」って思ってたんだけど。
それがね。実は、私の実家がめちゃめちゃ幸せだったんですよ。もう、サザエさん一家よりも幸せ(笑)。
だから、私、『サザエさん』見れないんですよ。近親憎悪みたいなもので(笑)。だって、汚いこととか、辛いこととかあるはずなのに、でも、それを家には一欠片もなかったし、親も、それを子供には見せまいとしてきだんだろうとおもうし。それで、高校とかになって、友達の家は離婚とか夫婦喧嘩だの、ドラマ性があるのに、家は何年経ってもサザエさんなんだっ! って苛立ちが思春期にあって。「ここには、私はいられないと」(笑)。
―(笑)。珍しいですね。でも、思春期ならではの悩みかな(笑)。
ねぇ(笑)。今からおもえば、そんな幸せなところにいればよかった(笑)。
お芝居は、楽しいんだけど、今回の『HIJIKATA』の「りく役」だって、「りく」として辛いことがたくさんあるのに(笑)。やっぱり、演じるときは、自分と合わせなければいけないじゃないですか。すると、辛い気持ちは、失恋して辛かったりとか、すれ違って辛かったとか、そんなときのことを思い出すでしょ。忘れたい辛い思い出なのに(笑)。「なぜこんなに自分を傷つけてるんだ?」って思い返すと、家が「サザエさん」で幸せだっだからなんですよ(笑)。
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宮村優子さんというと、キャピキャピアイドル声優のイメージがあったんですが、いざ会ってみと、意外にシッカリ者なので、ちょっと驚いてしまいました(失礼だねぇ、私ってば)。でも、体もとっても華奢で、小っちゃくってカワイイ!
「外は華奢だけど、中は骨太」そんな印象のみやむーなのでした!!
次週後編(10月25日更新)は“みやむー、JACに入る!? の巻”です。お楽しみに!(ホントか…?)。 |
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宮村優子●みやむら・ゆうこ
12月4日生まれ、兵庫県出身。
ジャパンアクションクラブ所属。94年『勇者警察ジェイデッカー』にてデビュー。
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代表作『新世紀エヴァンゲリオン』の惣流・アスカ・ラングレー、『はいぱーぽりす』笹原夏姫(主役)、『ごぞんじ月光仮面くん』ナオト(主役)(すべてテレビ東京)、『パパパパPUFFY』(ナレーション/テレビ朝日)。
舞台『HIJIKATA』(10月30日から11月7日まで)東京グローブ座にて。
●問い合わせ先●
「HIJIKATA」公演事務局
TEL03-3377-5195
取材・文/中村恵美
撮影/ハヤシヒロシ |  |  |
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