No.3 プロファイル


ウィード
主人(犬)公。父親の銀とは生き別れ、病弱な母(桜)を助けながら、けなげに生きてきた子犬だが、実は、熊犬(熊狩り用の狩猟犬)に最適とされる虎毛の秋田犬である。野良犬生活で名前がなかったが、GBによって“ウィード”と名付けられる。“ウィード”は英語で「雑草」の意味。
GB
小心者で、お人(犬)好しのイングリッシュセッター。“GB”とは、母国イギリス(グレートブリテン)にちなんだ名前と思われる。かつてはエリ−ト銀行員に飼われていたが、バブル期の不正融資が原因で飼い主は自殺、その後は野良犬に身をやつして、北アルプスの野犬集団の中で、‘パシリ’犬と化している。北アルプスの山中で偶然ウィードに出会い、自分を変えようという勇気を与えられる。
メル
レニーの息子(犬)。ゴールデン・レトリバー。レニーが言うにはウィードと同じ歳ぐらい。引き取られた先の豊田市の家では、母への思いから懐くことが出来ず、早々に捨てられてしまい、野良犬となって、付近の山で悪党犬ブルーの使い走りをやっている。山中で母と再会を果たすが、ブルーの命令により心ならずも“家庭内暴力”に及ぶことになってしまう。だが…!?


ウィードの父。“奥羽の総大將”。奥羽地方で巨熊・赤カブトを倒し、犬達の楽園を築いた“伝説の犬(おとこ)”である。
スミス
かつての銀の盟友で、伝説の“奥羽決死隊”のメンバーだった15歳の老犬。野良犬となったばかりのGBが車に引かれそうになるところを助け、自らは右前足を失った。老いたりとはいえ、土佐犬をも怯ませる程の強烈なオーラを放っている。
ジェロム
人間によって戦闘訓練を受けたプロの殺し屋犬のリーダー。かつては大手製薬会社の秘密研究所で、警備用の犬として飼われていたが、実験棟から“怪物”が、主人である人間達を殺して脱走したため、以後四年間に渡って“怪物”を追跡してきたのだ。


奥羽で盗賊討伐隊長を務めている。奥羽の伝説の戦士の一匹(ひとり)であるベンの長男。影虎ら反主流派からは‘上の命令しか聞こえねえ石頭’と誹られているが、その影虎とは幼なじみであり、かつては無二の親友だった。
影虎
黒虎毛の甲斐犬(山梨原産の狩猟犬)。もはや犬達の楽園ではなくなってしまった奥羽の中で、もう一度、楽園を復興させようと目論んでいる、奥羽の反乱分子のリーダーである。影虎もまた、奥羽の最強の戦士の一匹(ひとり)だった黒虎の息子である。
ベン
剣の父親。かつては奥羽の総大将・銀の参謀役。今は山梨は甲府で隠居生活を送っている。

作者
高橋よしひろ年表
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