No.5 プロファイル


ウィード
主人(犬)公。父親の銀とは生き別れ、病弱な母(桜)を助けながら、けなげに生きてきた子犬だが、実は、熊犬(熊狩り用の狩猟犬)に最適とされる虎毛の秋田犬である。野良犬生活で名前がなかったが、GBによって“ウィード”と名付けられる。“ウィード”は英語で「雑草」の意味。

ウィードの父。“奥羽の総大將”。奥羽地方で巨熊・赤カブトを倒し、犬達の楽園を築いた“伝説の犬(おとこ)”である。
GB
小心者で、お人(犬)好しのイングリッシュセッター。“GB”とは、母国イギリス(グレートブリテン)にちなんだ名前と思われる。かつてはエリ−ト銀行員に飼われていたが、バブル期の不正融資が原因で飼い主は自殺、その後は野良犬に身をやつして、北アルプスの野犬集団の中で、‘パシリ’犬と化している。北アルプスの山中で偶然ウィードに出会い、自分を変えようという勇気を与えられる。
メル
レニーの息子(犬)。ゴールデン・レトリバー。レニーが言うにはウィードと同じ歳ぐらい。引き取られた先の豊田市の家では、母への思いから懐くことが出来ず、早々に捨てられてしまい、野良犬となって、付近の山で悪党犬ブルーの使い走りをやっている。山中で母と再会を果たすが、ブルーの命令により心ならずも“家庭内暴力”に及ぶことになってしまう。だが…!?


奥羽で盗賊討伐隊長を務めている。奥羽の伝説の戦士の一匹(ひとり)であるベンの長男。影虎ら反主流派からは‘上の命令しか聞こえねえ石頭’と誹られているが、その影虎とは幼なじみであり、かつては無二の親友だった。
影虎
黒虎毛の甲斐犬(山梨原産の狩猟犬)。もはや犬達の楽園ではなくなってしまった奥羽の中で、もう一度、楽園を復興させようと目論んでいる、奥羽の反乱分子のリーダーである。影虎もまた、奥羽の最強の戦士の一匹(ひとり)だった黒虎の息子である。
スミス
かつての銀の盟友で、伝説の“奥羽決死隊”のメンバーだった15歳の老犬。野良犬となったばかりのGBが車に引かれそうになるところを助け、自らは右前足を失った。老いたりとはいえ、土佐犬をも怯ませる程の強烈なオーラを放っている。

ベン
剣の父親。かつては奥羽の総大将・銀の参謀役。今は山梨は甲府で隠居生活を送っている。
譲二
 ベンの息子(次男)、つまり剣の弟。その力量は兄・剣を凌ぎ、父・闘将ベンに迫る。事故で亡くなった妹・ミニーを助かられなかったことに責任を感じ、家出をし、10年後に帰還してきた。本人(犬)の話では、その間、関西方面で“はぐれの譲二”の名でブイブイならしとったというが…。
白銀(しろがね)狂四郎
 滋賀に住む一歳犬。親の愛を知らずに相当苦労して育ったようで、同様に親に見捨てられて育った一歳未満の若い不良犬に絶大なる信頼を持つ。滋賀の不良犬軍団のリーダー。

ジョン
 奥羽軍団屈指の戦士であり、ウィードの父“銀”の側近のシェパード犬。赤目とともに南アルプス山中で、銀と行動を共にしている。
赤目
 奥羽軍団の戦士であり、銀の側近。元・伊賀の忍犬であり、脚は速く、使命感、責任感に厚く、鍛練されてきたようである。南アルプスで、敵・法玄一派に包囲された銀に、奥羽にいるウィードに「遺言」を伝えるよう使命を受ける。
ヒロ
 備中(岡山)出身のセントバーナード系と思われる巨犬。岡山弁を駆使する。備中では“玉とりのヒロ”との異名を持つ「ちっとは有名な犬」だったようだ。その異名は牡犬の“玉抜き(?)”を得意技&趣味とすることから付いた名のようだが、喧嘩は強く、その喧嘩っ早さのせいか右目を怪我で失っている。徒党を組むのは嫌いらしいが、正義漢であり、銀や奥羽軍団に対してはシンパシーを抱いている。

麗華
 法玄の配下にある南アルプスにやってきた“銀”達を助け、健気にも雪道をドッグフードを運んでくれたりしている、若い美人犬(と思われる)である。奥羽戦士の一匹(ひとり)として、巨熊・赤カブトと闘った犬を父に持ち、その父の影響で、“銀”達にシンパシーを覚えている。
フック
メルが飼われていた家の隣家の飼い犬。しかし、生い立ちは悲惨で、生まれて間もなく段ボール箱に詰められ川に投げ捨てられたという体験の持ち主である。何とか生き延び、兄のクロと一緒に路頭に迷っているところを、悪党ブルー一味によって拾われ、使い走りとして育てられる。やがて、ブルーに逆らった兄のクロが殺されている間に逃亡し、その後、保健所送りになりそうなところを飼い主に拾われたという。顔に残った傷が彼の半生を物語っている。そして、ブルーに対する怨みを忘れてはいない。
佐助
ネロの‘パシリ犬’。元は飼い犬だったが、北アルプス付近のオートキャンプ場で飼い主とはぐれ、その境遇に落ちた。ウィードに勇気を与えられ、ネロの元を脱出し、件のキャンプ場で飼い主との感動の再会を果たす。

法玄
 アルプス一帯を支配している大ボス。性格は陰湿かつ凶暴で、部下に命じて、手下だったネロの手足を喰いちぎらせるようなことを、いとも簡単にやってのける、恐るべき悪玉である。ウィードの父・銀とは対極にあり、そのせいもあって、奥羽に対抗意識を燃やしている。
ロケット
 和歌山に住む謎の快速犬。ミサイル、ジェットという二匹の弟を持ち、“ロケット三兄弟”の名で呼ばれている。疾風のような脚を買われ、法玄の偵察犬として、兄弟とともに奥羽におもむくが…!? アフガンハウンドかボルゾイ犬系の品種と思われるが、定かではない。

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高橋よしひろ年表
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