逃亡日記
人気漫画家でありながら、ある日突如失踪。その強烈な経緯を描いた『失踪日記』で再び脚光を浴びる……その波乱の人生を、生い立ち・作家デビューから失踪・アル中体験にいたるまで、コミカルかつ冷静な視点で淡々と語る。失踪時代に放浪した地を再訪する口絵も収録。誰も知らなかった吾妻ひでおがここにいる!
担当者コメント
度重なる失踪、アル中……普通だったらそのまま転落の一途をたどるはずの破滅的生活を、クールかつ客観的に見つめる「作家」としての視線が感動を呼びます。思い出したくないはず(?)の失踪時代に転々とした土地を訪ね歩くさまを追った口絵もシュールな面白さを与えてくれるはず! 失踪以前の売れっ子漫画家としての回想には当時のコミック業界の裏話も満載、貴重なドキュメントとしても超オススメ!
吾妻ひでお  あづま・ひでお
漫画家。1950年、北海道生まれ。70年代、『ふたりと5人』『やけくそ天使』などで人気作家に。その後、不条理漫画や自費出版の同人誌「シベール」でおたくの教祖的存在になるも、80年代末から失踪やアルコール依存症を繰り返す。その体験記『失踪日記』で、日本漫画家協会大賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、手塚治虫文化賞マンガ大賞、日本SF大会星雲賞ノンフィクション部門などを受賞、大きな話題となった。