植物刺繡と12か月のおはなし

植物刺繡と12か月のおはなし (書籍)

著者 マカベアリス
ジャンル 書籍 > 娯楽・趣味 > 手工芸
出版年月日 2021/09/03
ISBN 9784537219258
判型・ページ数 B5変・104ページ
定価 1,980円(税込)
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植物の刺繡が人気の刺繡作家、マカベアリスさんの作品集。
当社の「美しい手工芸と暮らしのサイト・つくりら」で、昨年一年間連載された人気エッセイ「植物刺繍と季節のお話」で発表したポーチやバッグなどの小物作品12点に、リースやサンプラーの新作23点を加えた全35作品を掲載。
4月から始まって3月まで、12か月の季節の移ろいや草花、風景を切り取り、刺繡で表現。全作品の実物大図案と作り方を紹介しています。電子版でも図案のダウンロードができます。
作家自身が季節の中でどのように題材を得、どのようにそれを形にするかを垣間見ることができ、オリジナルの刺繡作品制作のヒントがたくさん詰まっています。エッセイで紹介された季節のモチーフをデザインする過程や、布の素材や糸の色選び、刺し方のコツ、などについても、ポイントを押さえて収録しています。
担当者コメント
マカベさんの作品は、図案ももちろん素敵なのですが、面を埋める線刺しのステッチの選び方、刺し方が抜群に美しい。作品のディテールも、ぜひじっくりご覧いただきたいと思います。シンプルなモチーフほど、技術が必要なのかもしれません。図案をきっちり写すこと、糸を一本一本丁寧に扱うこと。刺す前の段階がいかに重要かも改めて学びました。
この本は当社のサイト「つくりら」で一年かけて連載されたエッセイに、作品を大幅に加えたもの。通常、作品集の作品制作は数か月間でお願いすることが多いのですが、一年間、毎月季節をリアルタイムで作品に表現していただいたことで、より季節を感じられる作品集になっていると思います。少しずつだけれど確実に変わっていく季節や、小さな草花に向けるまなざしも興味深く、マカベさんの創作過程を垣間見られる一冊です。
刺しゅう作家。書籍の制作、手芸誌への作品提供、個展の開催などで活動中。季節の流れの中に感じる、小さな感動や喜びをかたちにしていけたら…と、日々針を動かしている。
著者コメント
うつりゆく季節の美しさに心を動かされ、それを縫い留めるように刺繡する。
生地の感触を確かめ、糸の色を選び
ひと針ひと針、植物のモチーフを描いていく。
12か月をめぐるそんな喜びを綴りました。

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