相続税務のプロが教える あなたにピタリの財産贈与方法 生前資産整理ノート
エンディングノートは各種さまざまありますが、「相続トラブルを避けるための」税理士監修による「生前資産整理ノート」は、本書が本邦初、他に類を見ない唯一の整理ノートです。
監修者・奥田税理士によりますと相続トラブルになりやすいケースは、被相続人の資産が債務も含め多岐にわたり複雑である場合、相続人同士がそもそもの関係が良好ではない場合、被相続人の意志が曖昧で場当たり的な発言をしていた場合、などが挙げられます。
また、税務署から追徴金を課せられるケースは、歴年の所得や所有資産に対し申告財産が少ない場合などに調査が入ります。申告漏れに対する過少加算税も、隠ぺいに対する重加算税も、相続人には余計な負荷がかかりますし、トラブルの種にもなってしまいます。こういったトラブルを招かないために「生前資産」をきちんと整理しておくことが肝要なのです。
また、遺産分割での揉め事を起こさないためには遺書を残しておくことが重要なのですが、このノートでは特に、2020年から導入された「自筆証書遺言書保管制度」を詳しく説明しています。
さらには、不慮の事故や病気で要介護状態になったり、認知機能に支障をきたすことがあるかもしれません。もしもの時のためにリビングウィルをまとめておくことも、家族・親族のトラブルを未然に防ぐ手立てとなることでしょう。
あなたの生前資産を整理しながらこれまでの人生を振り返り、これからの人生をどう生きるかを見定める座右の人生ノートとして大いにご活用ください。
担当者コメント
 ここ1年くらいというもの、「超過死亡」とか「多死社会」等という言葉を耳にするようになりました。「死」というものが身近に感じられるようになりましたし、不慮の事故や病気で要介護状態になったり認知機能に支障をきたすことも、考えたくはないけれど大いにあり得る話です。
 あなたがこれまでの人生で手に入れた有形・無形の財産はどれほどのものだったのか。そして、その財産をどういう風に使いたいか、誰に贈与したいか…、不測の事態に見舞われる前に取りまとめておくことは、あなたの家族や親族を煩わせないための「経済のリビングウィル」として活用されます。
 一方で「人生100年時代」とも言われ、高齢者も「生涯現役」で働き続けるのが当たり前になりつつある現代、定年前後のタイミングで自分の人生の「中間決算」を整理しておくことは、人生後半戦を新たなエポックとするための原動力を湧き立てる一助となることでしょう。
 この「整理ノート」をあなたの家族や親族のために、そして何よりあなた自身の有終の美のために、大いに活用していただきたいと願っています。
1965年生まれ。茨城県出身。1988年、東京都立大学経済学部卒業。1994年、OAG税理士法人(旧・太田細川会計事務所)入所。1996年、税理士登録。2018年、行政書士登録。 現在、OAG税理士法人チーム相続のリーダーとして、資産承継のプランニングや相続を中心とした税務アドバイスを行う。主な著書に、『税理士のための所有者不明土地関連法』(日本法令)、『身近な人の遺産相続と手続き・届け出がきちんとわかる本』(日本文芸社)、『家族に頼らない おひとりさまの終活 ~あなたの尊厳を託しませんか』(いずれもビジネス教育出版社)、監修に『身内が亡くなった時の手続きハンドブック』(日本文芸社)『親が認知症と思ったら できる できない 相続(暮らしとおかね Vol.7)』(ビジネス教育出版社)など。
著者コメント
 近年、相続・贈与に関する税制は漸次改正され続けています。相続・贈与は「さりげなく」「スムーズに」「波風立てずに」済ませたいものですね。この『生前資産整理ノート』は2023年時点最新の相続・贈与の改正税制に適応した形で、トラブルにならないための整理法を導いています。
 自分の資産を整理することで自分の人生を振り返り、有形無形の自分の財産を後の世代に受け渡してゆく一助になってくだされば幸甚です。

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