型紙の引き方から布の扱い方、
ピーシング、アップリケのしかたなどを丁寧に解説。
パッチワークパターンは、定番ものや
人気のあるものを中心に36種類を掲載。
ほとんどのパターンに
3通りの布合わせをカラー写真で紹介しています。
布合わせは、パッチワークではもっとも重要なポイント。
同じパターンでも、布の選び方でまったく違う印象になります。
どんな布をどのように組み合わせればよいか、
布合わせの基礎も解説していますので、
オリジナル作品の発想がどんどん広がります。
いつも手元に置いて、布合わせで悩んだときにちょっと見る。
初心者だけでなく、キルターの方にも
ぜひご覧いただきたい本です。
縫い代の倒し方もきれいに仕上げるポイントではあるのですが、それを気にしすぎて難易度を上げてしまうよりは、パッチワークそのものを楽しんでほしいという、岡野さんのお考えも素敵だと思います。
以来、数え切れない程の布を切ってはつなぐを繰り返してきましたが、少しも飽きないのはなぜでしょう? それは1枚の布でも、組み合わせる布によってさまざまに変化し、その都度あたらしい発見があるからです。
この本を通じて、初めての方はもちろん、すでにパッチワークを始めている方にも、パターンで楽しむ布合わせのおもしろさを見つけていただけたら嬉しいです。(「はじめに」より)