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電子書籍

歯並びをよくする離乳食・幼児食(電子書籍)

矯正しないために0歳からできること

著者 杉原麻美
ジャンル 書籍  > 健康・医学  > 食事と栄養
出版年月日 2025/05/31
ISBN 9784537222906
判型・ページ数 A5・144ページ
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お子さんの歯並び、お口の状態、気にしていますか?

昔に比べ、やわらかいものを食べるようになった昨今、
お口まわりの筋肉や、飲み込む力が未発達なままとなり、
「でこぼこ歯」「出っ歯」「ポカン口」「受け口」
などの、お悩みを持つお子さんが増えています。

歯並びや、噛み合わせの悪さが与える影響は多々ありますが、
大人になってからもデメリットとなり続けるものばかりです。

・虫歯になりやすい
・歯肉炎や歯周病になりやすい
(→歯周病は糖尿病や心臓疾患などと密接な関係)
・ドライマウスや口臭の原因に
・顔のゆがみや、悪い姿勢の原因に
(→頭痛や肩こり、めまいを引き起こすことも)
・滑舌が悪くなりやすい
・そしゃく力の低下
(→消化器官への負担にも)
・いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因に
・学習能力の低下  

「でも、歯並びは遺伝の影響では…?」と思った方にこそ、
手に取っていただきたいのが本書です。
実は0歳児からのミルクの飲み方、哺乳瓶の選び方、
離乳食・幼児食のメニュー、食べ方といったことのすべてが、
お子さんの歯並びにつながっているのです。

お口を育てる視点から、
「月齢を目安にするよりも、お口の状態に合わせて進める」
「誤嚥を防ぐ細かい切り方ばかりだと歯を使わず、お口の発達が促されない!」
といった、離乳食・幼児食の新常識を解説し、
一生ものの「きれいな歯並び」をつくる、
離乳食・幼児食のフリージング&作りおきレシピ
をご紹介します。

Part1 きれいな歯並びはおうちで育てる
Part2 気にしたい歯並び6種類をチェック
Part3 お口を育てると歯並びは良くなる
Part4 段階別 子どもにしてあげたい歯並びケア
Part5 段階別 歯並びが良くなる離乳食・幼児食レシピ
・食べ方、習慣、お口の状態 こんなときどうする?Q&A
・遊びながらお口を鍛える!口腔トレーニング
杉原 麻美(すぎはら・あみ) 東池袋すぎはら歯科+kids副院長、歯科医師、離乳食・幼児食コーディネーター、口育士 2015年日本大学歯学部卒業後、同大学付属歯科病院小児歯科学講座に入局。子どもや障がいのある方の歯科疾患、口腔機能について学ぶ。数軒の歯科医院勤務を経て、2024年より現職。自身も幼少期から虫歯になりやすく、また歯並びが悪かったことから矯正治療も必要に。先の見えない歯科治療にあまりいいイメージがなかったこともあり、子どもが楽しく通える歯科医となって歯科疾患予防ができればと思い、小児歯科医の道へ。結婚出産後、娘の歯が生えてくるのが平均より遅かったこと、一般的な離乳食の進め方と娘の口腔内の状況が合わなかったことで悩み、産休中に離乳食幼児食コーディネーターの資格を取得。その後、口育士の資格も取得。乳児、幼児の食事について学ぶなかで、小児歯科と離乳食・幼児食はかなり密接であり、口腔の健全な発達発育のためには食事の摂り方が重要であることを痛感する。食事の摂り方を含め、小児の虫歯予防、口腔機能発達についても指導やケアに注力している。

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