原寸大で愉しむ ヴォイニッチ写本 THE VOYNICH MANUSCRIPT

伝説のヴォイニッチ写本を、その手にいまだ誰一人として解読に成功していない「世界で最も謎に満ちた写本」、ヴォイニッチ写本。

美しくも不可解な植物、占星術のシンボル、緑色の液体に浸かる女性たち、ミステリアスな挿画に、この世には存在しない言語で書かれた不可思議な文章。
そ全貌を、すべて実物大で示すのが本書である。
折りたたまれている紙葉などのつくりも丁寧に図解する。
手にとり、ページをめくれば「これが実際のヴォイニッチ写本か」と感じられるだろう。

かつて神聖ローマ皇帝ルドルフ2世が所蔵し長く流浪の旅を経て、今日我々の知るところとなった奇書。
それをあたかも自身が所有しているかのような臨場感をぜひ味わってほしい。

錬金術および秘教主義の歴史家、15 世紀および16 世紀の写本に関する専門家、欧州宇宙機関(ESA)所属の研究者が著者に集った。
監修は日本におけるヴォイニッチ写本研究の第一人者、安形麻里氏、安形輝氏。
さらに『月刊ムー』編集長、近年はYouTubeでも活躍する、三上丈晴氏も寄稿。
それだけでも興味深い写本の来歴や解読にかかわる著者3者の見解も必読である。

・序文
・ヴォイニッチ写本、未解決の謎
・ヴォイニッチ写本 THE VOYNICH MANUSCRIPT

・ヴォイニッチ写本の見方
・ヴォイニッチ写本の折丁構成図
・INDEX

・「ヴォイニッチ写本」を解読したら、人類が滅亡する!
・監訳者あとがき
スティーブン・スキナー
15 世紀、16 世紀の写本専門家。西洋の秘教的伝統に関する著書は40 冊以上、中世グリモワールやギリシャ・エジプトのパピルスに関する学術研究も手がける。

ラファウ・T・プリンケ
歴史学者、ポーランドのエウゲニウシュ・ピアセツキ大学准教授。複数の論文をレネ・ザンドベルゲン博士と共に発表している。

レネ・ザンドベルゲン
欧州宇宙機関(ESA)所属の研究者。ヴォイニッチ写本の論文をラファウ・T ・プリンケ博士と共に発表、有名なウェブサイトの立ち上げを実施。

安形麻理
監修 慶應義塾大学教授。専門は書誌学。ヨーロッパにおける初期の活版印刷技術に関心があり、グーテンベルク聖書を中心とするインキュナブラの特徴、初期の活字の分析、写本から印刷本への見た目の変化、読書の様式などをデジタル・ヒューマニティーズのアプローチから研究。

安形 輝
亜細亜大学経営学部教授、図書館長。未解読文献に加えて、大規模書誌データに基づく分析、図書館における資料選択や除籍、日本のマンガの国際的な受容、絵本やマンガの電子書籍化、情報環境が限界に近い地域での図書館のあり方などについて関心を持っている。

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